2月17日の物語
- 2月18日
- 読了時間: 2分
この日のラウンジは、少し静かな探究心から始まった。
ささみ、みずきち、えさっしー。
そこへささみの友人も加わる。
まずは、えさっしーが前から気になっていたという「ウミガメのスープ」。
難易度5の問題に挑戦することになり、質問を重ね、真剣な顔で推理を積み上げていく。
「それは重要?」「偶然?」と慎重に探っていく時間。
そしてたどり着いた答えが――
「冷蔵庫がタイムマシンだった」
一瞬の沈黙。
そのあと、全員が同時に頭を抱える。
「いやいやいや」「それはズルい」「現実離れしすぎてる!」
口々に文句を言いながらも、どこか楽しそうで、
理不尽ささえも共有できることが可笑しかった。
そこから流れは一転、美容dayへ。
モニターに診断動画を流し、全員でパーソナルカラー診断を始める。
画面に顔を近づけ、光の当たり方を確認しながら真剣に見比べる。
最終的に出た結果は、
ささみ:ブルベ冬
みずきち:イエベ秋
えさっしー:イエベ春
ささみの友人:ブルベ夏
四者四様で、それぞれにしっくりくる色が違うことが面白い。
そこから話題はメイク道具へ。
「ピンクって一色じゃないんだよ」
並べてみると、同じ“ピンク”でもまるで別の色に見える。
男性陣はその違いに素直に驚く。
さらに骨格診断、顔タイプ診断へと進み、
いつの間にか本格的な研究会のような空気に。
その中で放たれた女性陣の一言。
「マキアージュの診断は信用できる」
なぜだか分からないのに、妙に説得力がある。
みんなが自然とうなずいていた。
笑いもありつつ、どこか落ち着いた空気。
自分を知ることは、未来を選ぶことにつながっていく。
オーディションで何を着るか、
どんな色を身にまとうか。
ただの診断ではなく、
それぞれのこれからに、静かに繋がる時間だった。
ラウンジには、やわらかく、前向きな空気が残っていた。
