3月4日の物語
- 3月5日
- 読了時間: 2分
この日のラウンジは、静かに会話が広がっていく夜だった。
はるき、こーだい、まさきが集まり、そこへ友人たちが加わる。
大きなイベントがあるわけではないけれど、話題は自然と次々に生まれていった。
きっかけは、まさきの「声優さんを探している」という話。
そこからアニメの話題へと広がり、さらに好きな映画の話へ。
こーだいの友人がおすすめしてくれた、英語を使ったコントのような動画をみんなで観ることになり、
笑いながら少しだけ英語の表現も学んだ。
動画が終わるころには、話題はまた別の方向へ。
ポケモンや野球の話になり、自然とクイズ大会が始まる。
「このポケモンの進化系は?」
「この選手はどこのチーム?」
答えが飛び交う中、こーだいが問題を外すたびに
「スポーツは見るよりやる方がいい!」
と何度も言い張る。
その言い訳がだんだん面白くなり、周りから笑いが起きていた。
夜が進むと、今度はコントのような会話が始まる。
座ったまま、気軽にできる即興のやり取りだ。
はるきとこーだいがボケを重ね、
まさきがテンポよくツッコミを入れる。
最初は見ていた友人たちも、いつの間にか会話に参加し始め、
ボケにツッコみ、ツッコミにまたボケが返る。
会話はどんどん軽やかに転がっていく。
その流れの中で、誰かが口にした
「まだ舞える」
という言葉が妙に気に入られ、いつしかそれが、この日の合言葉のようになっていた。
この日は、にぎやかに盛り上がるというより、ゆったりと同じ時間を過ごす夜だった。
クイズをしたり、趣味の話をしたり、おすすめを紹介し合ったり。
それぞれが好きなことを話しながら、空気はやわらかくつながっている。
大きな出来事がなくても、気づけば時間が過ぎている。
そんな、静かに楽しい夜だった。
