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8月20日の物語

8月21日
読了時間: 2分

新しく入居したわおんぬが、初めてラウンジへ顔を出した。

すぎちゃんがMCとなり、最近入居したばかりのわおんぬと、がくしをもっと知るためのクイズ大会が始まった。


好きなもの、苦手なもの、漫画やゲーム。

答えから話が広がり、懐かしい作品の話にも花が咲く。

ところがわおんぬが好きな「ベルセルク」と、がくしが好きな「稲荷寿司」はなかなか当たらず、「それは和食ですか?」「甘いですか?しょっぱいですか?」と、いつしかクイズはウミガメのスープ状態に。

答えを探す時間ごと、二人を知るきっかけになっていた。


続いて、がくしの提案で音楽メドレーゲームへ。

お題に合う曲のサビを歌い繋いでいくが、わおんぬの番でぴたりと止まる。


「一旦考えよう」


何度も飛び出すその言葉は、すっかり今日の流行語になった。

わおんぬが得意なディズニーがお題になると一変。

ラリーが続き、友人たちから拍手が起こった。


その流れのまま、今度は三人で「輝く未来」をセッションすることに。

わおんぬの歌に、すぎちゃんのギターとハモリ、がくしのボイスパーカッションが重なる。

途中でコードを間違えながらも、初めての三人で最後まで音を繋ぐことができた。


初めましての一日は、クイズで互いを知り、歌で少しずつ距離が縮まっていった。

「一緒にやってみよう」から生まれた音が、これからここで暮らす仲間を迎えるように、ラウンジに優しく残っていた。

 
 

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