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9月14日の物語

2 日前
読了時間: 2分

久しぶりに顔を見せてくれた友人も多く、この日のラウンジはあちこちで話が弾んでいた。


そんな中、りのと友人たちが始めたのは、おじさん構文を作るゲーム。


手札を組み合わせるたびに、絶妙に嫌な距離感のメッセージが次々と誕生する。

読み上げるたびに悲鳴が上がり、それ以上の笑い声が返ってきた。


やがて「最高の文を考えよう!」と、勝ち負けそっちのけで全員の知恵を集め始める。


そして完成したのが、

「オジサンサンデーの天気は、オジサン確率80%❗️☔️」

意味は分からない。

けれど全員が「これだ!」と謎の達成感に包まれた。

最高にくだらないものを本気で作る時間は、どうしてこんなに楽しいのだろう。


一方、ボードゲームを探していたりのはダーツに惹かれ、さらに手裏剣ダーツを発見。

いっちーとせいとも加わって投げてみると、意外にも普通のダーツと同じ感覚で投げられることに気づき、三人はすっかり夢中になった。


その流れで、いっちーとせいとは「先にブルへ入れた方が勝ち。負けた方がラーメンを奢る」という勝負へ。


ところが疲れもあってか、なかなか決まらない。


「20のトリプルもありにしよう」


相談の末にルールまで広がり、最後はせいとの勝利。

近くで見守っていた友人たちから「どっちも上手だった」と褒められ、二人ともなんだか満足そうに勝負を終えた。


久しぶりの再会に話が尽きない人がいて、くだらない言葉に本気で笑う人がいて、気づけば始まっている勝負を一緒に見守る人がいる。


何をしていたかより、誰と笑っていたかのほうが、あとになって思い出すのかもしれない。


久しぶりに会えた人とも、いつもの人とも、また同じ場所で笑えた月曜日。

一週間の始まりにしては少し名残惜しいくらいの賑やかさが、みんなが帰ったあとのラウンジにも、しばらく残っているような夜だった。

 
 

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