top of page

9月25日の物語

9月26日
読了時間: 2分

この日のラウンジでは、どういうわけか、ちゃんとやろうとするほど笑いが止まらなくなった。


始まりは、れみーの「TikTokを撮ろう!」のひと言。

がくし、くぼりおに、遊びに来ていたいっちーも加わり、「BENNYって誰?」に挑戦する。


ところが、難しいダンスといっちーのボケに耐えられず、撮影は何度も笑いで中断。

がくしの「BENNYとれみーって似てるよね」から「れみーって誰?」まで生まれたものの、こちらも笑い崩れてなかなか完成しない。


その勢いは「レロレロ酒場」でも止まらなかった。


いっちーが読み手になると、なぜかベジータやセル、ヤムチャのモノマネ大会に。

笑いすぎて札を取れないがくしを横目に、れみーは不思議なほど聞き分けて得点を重ねる。途中から友人やまさきも加わり、最後には読み手でもない人までモノマネを始め、ラウンジはすっかり大混乱になった。


ひとしきり笑ったあと、がくしは友人に「新しい写真のポーズを見つけたい」と相談。


友人が自分のポーズを伝授し、れみーも得意のポーズを披露。

その完成度には、がくしも友人も思わず拍手を送った。


動画も、ゲームも、写真の相談も、最初はそれぞれ別のことだったはずなのに、振り返ればどこにでも誰かの笑い声が混ざっていた。


何かを上手に残すより、笑いすぎて進まなかった時間のほうが、妙に鮮明に残る夜もある。


この日のラウンジには、そんな“撮り直せない一瞬”が、たくさん残っていた。

 
 

最新記事

すべて表示
10月28日の物語

「馬ですか?」 十五問目にして、ようやく核心を突く質問が飛び出した。 水曜日のラウンジでは、いっちー、せいと、りのと友人たちが「無知ネーター」という不思議なゲームに挑戦していた。 普通のアキネーターとは逆に、お題を決めるのは、その分野をよく知らない人。 今回はディズニーに詳しくないいっちーが、白い馬のキャラクターを選んだ。 「それは動物ですか?」 「そのキャラクターはオスですか?」 みんなは質問を

 
 
10月26日の物語

「生き急いでいる奴は結婚できない」 月曜日のラウンジで、そんな妙に説得力のある名言が生まれた。 もっとも、話していたのは本当の人生ではなく、人生ゲームの中でのことだった。 シェアハウスにみんなが集まり始めて、もうすぐ一年。 「人生って早いね」という何気ない会話から、けんじ、せいと、うめしゅーと友人たちは、人生ゲームを始めることになった。 ただし、普通には遊ばない。 止まったマスの出来事を、即興芝居

 
 
10月25日の物語

「これは誰にも当てられない!」 そう自信満々に宣言したけんじの作戦は、あっけなく崩れ去った。 日曜日のラウンジでは、けんじ、かりん、せいと、くぼりおと友人たちが集まり、賑やかな時間を過ごしていた。 最初に始まったのは「あいうえバトル」。お題に沿って言葉を考え、相手の言葉に含まれる平仮名を当てていくゲームだ。 「小学校にあるもの」では、かりんとくぼりおが自分の言葉に入っている文字をうっかり指定して自

 
 
bottom of page