9月25日の物語
この日のラウンジでは、どういうわけか、ちゃんとやろうとするほど笑いが止まらなくなった。
始まりは、れみーの「TikTokを撮ろう!」のひと言。
がくし、くぼりおに、遊びに来ていたいっちーも加わり、「BENNYって誰?」に挑戦する。
ところが、難しいダンスといっちーのボケに耐えられず、撮影は何度も笑いで中断。
がくしの「BENNYとれみーって似てるよね」から「れみーって誰?」まで生まれたものの、こちらも笑い崩れてなかなか完成しない。
その勢いは「レロレロ酒場」でも止まらなかった。
いっちーが読み手になると、なぜかベジータやセル、ヤムチャのモノマネ大会に。
笑いすぎて札を取れないがくしを横目に、れみーは不思議なほど聞き分けて得点を重ねる。途中から友人やまさきも加わり、最後には読み手でもない人までモノマネを始め、ラウンジはすっかり大混乱になった。
ひとしきり笑ったあと、がくしは友人に「新しい写真のポーズを見つけたい」と相談。
友人が自分のポーズを伝授し、れみーも得意のポーズを披露。
その完成度には、がくしも友人も思わず拍手を送った。
動画も、ゲームも、写真の相談も、最初はそれぞれ別のことだったはずなのに、振り返ればどこにでも誰かの笑い声が混ざっていた。
何かを上手に残すより、笑いすぎて進まなかった時間のほうが、妙に鮮明に残る夜もある。
この日のラウンジには、そんな“撮り直せない一瞬”が、たくさん残っていた。
